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各種折板用共通金具

シングル折板用 スライドタイトフレーム「スラーダ2」

「スラーダ2」は音鳴り減少金具!
温度変化による伸縮が原因の音鳴りを減少いたしました。

外観

吊子が左右に各40mmスライドします。

スライドタイトフレーム「スラーダ2」
(片側1)
スライドタイトフレーム「スラーダ2」
(片側2)

強度試験

平成20年11月7日付で大阪市立工業研究所にて荷重試験(圧縮と引張)を行った。
試料名はU字型リブ付タイトフレームで提出。

圧縮試験

試験方法 試料を試験機のテーブル上に載せ、試料の上側に荷重金具を置いた。荷重金具の上側から試料に圧縮荷重を加えた時の最大荷重ならびに荷重―変位曲線を求めた。
試験前の様子を図1(a)(b)(c)に示す。試験には、インストロン万能材料試験機600DX型を用いた。試験速度は5mm/分とした。
なお、変位は試験機の下側クロスヘッドの上方向への移動量である。
試験結果 最大荷重は59.2kNであった。図1(d)(e)(f)に試験後の試料の様子を示す。試料全体が変形し、最大荷重到達後も試料が変形し続けたため試験機を停止した。荷重―変位曲線を図2に示す。

※1KN=1000/9.80665kgf

図1 試験前後の試料の状態
スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子
(a)試験前の様子 (正面)
スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子(正面拡大)
(b)試験前の様子 (正面拡大)

スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子
(c)試験前の様子 (右斜め前拡大)
スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子(正面拡大)
(d)試験後の様子 (正面)

スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子
(e)試験前の様子 (右斜め前拡大)
スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子(正面拡大)
(f)試験後の様子 (上部荷重金具を除いた状態)

図2 荷重―変位曲線

スライドタイトフレーム「スラーダ2」荷重―変位曲線

引張試験

試験方法 試料の上下つかみ部を試験機の上下つかみ部で固定した。試験機の上下つかみ部間に引張荷重を負荷した時の最大荷重ならびに荷重―変位曲線を求めた。
試験前の様子を図3(a)(b)(c)に示す。試験には、インストロン万能材料試験機600DX型を用いた。試験速度は5mm/分とした。
なお、変位は試験機の上側クロスヘッドの上方向への移動量である。
試験結果 最大荷重は14.3kNであった。図3(d)(e)(f)に試験後の試料の様子を示す。荷重負荷中に試料全体が変形していき、図3(f)の1部が破壊したため試験機を停止した。荷重―変位曲線を図4に示す。

※1KN=1000/9.80665kgf

図3 試験前後の試料の状態
スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子
(a)試験前の様子 (正面)
スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子(正面拡大)
(b)試験前の様子 (正面拡大)

スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子
(c)試験前の様子 (中央部拡大)
スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子(正面拡大)
(d)試験後の様子 (正面拡大)

スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子
(e)試験後の様子 (中央部拡大)
スライドタイトフレーム「スラーダ2」試験前の様子(正面拡大)
(f)試験前の様子 (右斜め前拡大)

図4 荷重―変位曲線

スライドタイトフレーム「スラーダ2」荷重―変位曲線

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